7月1日は何に陽(ひ)が当たったか?

 1804年7月1日は、フランスのロマン主義作家、George Sand(ジョルジュ・サンド。1804-76)の生誕の日です。父はパリの名門貴族の出で、幼少期はノアン=ヴィックで過ごしたこともあります。
 1822年、18歳のサンドはCasimir Dudevant(カジミール・デュドヴァン男爵。1795-1871)と結婚し1男1女を産みますが、その後、家族を捨てて別居しました。
 1831年童話小説『Rose et Blanche(邦題:ばらいろの雲)』は彼女の処女作となりました。1832年『Indiana(邦題:アンヂアナ)』、1837年『Mauprat(邦題:道は愛と共に)』と意欲作を次々と発表していく中、ロマン主義詩人のアルフレッド・ド・ミュッセ(1810-57)と恋愛しました(1833年頃)。ミュッセは1838年、ジョルジュ・サンドとのロマンスを基に長編小説『La Confession d’un enfant du siecle(邦題:世紀児の告白)』を書き、サンドもまた後にミュッセとの恋愛時代を小説『Elle et Lui(1859年。邦題:彼女と彼)』に書き留めました。
 1838年、ジョルジュ・サンドはポーランド出身のロマン派ピアニスト、フレデリック・ショパン(1810-49)との恋愛を経験しました。1838年から39年にかけて、二人はマヨルカ島のバルデモーサに滞在します。ショパンは有名な『Prelude(24の前奏曲作品28)』をここで完成させ、サンドは1842年に『Un hiver a Majorque(マジョルカの冬)』を書きました。
 1848年に起こったフランス二月革命の頃には、社会主義や民主主義などの思想や政治活動にも関心を持ち、特に女性解放運動には熱心でした。その後は著名な作家陣との交流を持ちながら、『La Petite Fadette(1849年。邦題:愛の妖精)』など文筆活動をすすめ、1876年に没するまで、100以上にのぼる作品を世に送り出したのです。

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