3月20日は何に陽(ひ)が当たったか?
1737年3月20日は、タイ王国の現在の王朝であるチャクリ朝(1782年創始。ラタナコーシン朝、バンコク朝とも)の初代国王、ラーマ1世(1735-1809。王位1782-1809)の生誕年月日です。
ラーマ1世ことルワンヨック・クラバットはアユタヤ王朝(1351-1767)末期に仕官、1767年アユタヤ王朝が崩壊しタークシン(1734-82)によるトンブリー王朝(1767-82)がおこると、ルワンヨック・クラバットはタークシン王に仕え、数々の軍功をあげて”チャオ・プラヤ・チャクリ”等の称号を得ました。
タークシンは、その治世を暴政に走ったため、人心を失ってチャオ・プラヤ・チャクリに処刑されました。トンブリー王朝は一代で滅び、チャオ・プラヤ・チャクリが王に推されて即位、名を「プラバートソムデットプラ・プッタヨートファーチュラーローク(世界最上の天上の御仏の意。Wikipediaより)」とし、バンコクに遷都してチャクリ王朝を開きました。
チャクリ朝国王に即位したラーマ1世は仏教を保護してエメラルド寺院(ワット・プラケーオ。画像はこちら。wikipediaより)をはじめ、多くの寺院を建立しました。
1809年9月7日、72歳で没しました。
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