5月19日は何に陽(ひ)が当たったか?
1536年5月19日は、イングランド・テューダー朝の国王、ヘンリー8世の2番目の妻、アン・ブーリン(1501?/1507?-1536)が亡くなった日です。
ヘンリー8世は、最初の妻であるアラゴンのキャサリンとの間に世継ぎの男児が生まれないことで夫婦関係が冷却化(女児のメアリはのちに女王メアリ1世として即位する)、侍女として仕えていたアン・ブーリンを愛するようになります。ヘンリー8世はキャサリンと離婚してアン・ブーリンとの結婚を望みましたが、ローマ教皇のもとで結婚が成立していたことで、キャサリンとの離婚に反対しました。アン・ブーリンはその後妊娠したため、ヘンリー8世はキャサリンとの離婚およびアン・ブーリンとの結婚を強行しました。アン・ブーリンは1533年、女児エリザベスを産みました(のちのエリザベス1世)。
これによりイングランド王国はカトリック教会から離脱、ローマ教皇と決別することになり、1534年の首長法を制定してイングランド国教会設立のきっかけをつくりました。
ヘンリー8世は、エリザベスを王位継承者として認めたものの、男児が誕生しないことで次第にアン・ブーリンへの寵愛を失っていき、アンの侍女であるジェーン・シーモアに気移りしていくようになります。
一方のアン・ブーリンも5人の男性との不義密通を疑われました。アン・ブーリンは男児を流産したことで他の男性と男児を産むことを考えたとも言われています(諸説あり)。しかしこの姦通行為はヘンリー8世を激怒させ、娘のエリザベスは王位継承者から外されて庶子とされ、アン・ブーリンは1536年5月19日、ロンドン塔において処刑宣告を受け、斬首されました。
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