11月16日は何に陽(ひ)が当たったか?

1974年11月16日は、アメリカのロック・グループ、Styx(スティクス)が、始めてBillboard200アルバムチャートで、始めてランクアップを記録した日です。Wooden Nickel所属にして最後のスタジオ・アルバムで、通算4作目、”Man of Miracles(邦題:ミラクルズ)”で記録されました。
前作”The Serpent Is Rising(邦題:サーペント・イズ・ライジング)”では1974年2月9日付で記念すべき初チャートイン(192位)を果たしますが、翌週は最下位にあたる200位にダウンし、圏外へ消えていきました。”Man of Miracles”は1974年11月9日付で前作の最高位をぬりかえる180位にエントリーし、陽の当たった2週目、11月16日は170位にジャンプ・アップしました。
このアルバムの詳細は、最高位を記録した日にて、詳しく解説するつもりです。再発のたびにアナログB面1曲目の収録曲を入れ替えたり、シングル・カットを前々作”Styx II(邦題:スティクスⅡ)”から選んだりして、結果的に飛躍を遂げていくのですが、いろいろな意味で”Man of Miracles“はターニングポイントとなる重要な位置を占めております。今回はStyxの初のランク・アップを見せたアルバムとして、”Man of Miracles”紹介しました。

Man of Miracles

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